この春、予定より早めに美唄の地域おこし協力隊を卒業し、個人事業主として独立したKdoクリエイティブラボの工藤裕さん。
妻の由里子さんの実家が美唄だったことがきっかけで、美唄に暮らすようになりましたが、「美唄の町は前を向いている感じがして、これから町がどう変わっていくかが楽しみです」と話します。
移住前は横浜や東京に暮らしていた工藤さんファミリーのこれまでと、今の美唄での暮らし、その先に描いている未来について、そして気になる生活費についても伺いました。
移住とひとことで言っても、さまざまなスタイルがあります。移住を考えるきっかけや移住のタイミング、移住してきてからの暮らし方や周りとの関わり方も千差万別です。これまでくらしごとで取材させていただいた移住者の方たちも、それぞれに物語がありました。
今回、取材させていただいたのは、千葉県から北海道美唄市へ移住してきた66歳の武田浩子さん。お話を伺っていて、「いくつになっても行動を起こすことはできるし、こんな移住の形もいいかも」という新しい発見がありました。美唄へ移住を決めたきっかけや、武田さんの日々の暮らしを楽しんでいる様子を紹介します。
市街地の宅地エリアでありながら、すぐそばには田んぼが広がるのどかな環境。散歩に出かけるのが楽しいと話すのは、昨年末、近隣の滝川市から移住してきた南さんファミリー。同じ空知エリアでありながら、暮らしが豊かになったと感じているそう。そんな南さん夫妻に、美唄を満喫している日々の暮らしについて話を伺いました。
ビルに囲まれた都会暮らしをしていた人間からすれば、美しい山並みが近くに見える生活というのはちょっとした憧れでもあります。今回取材させていただいた佐々木愛子さんも、美唄のいいところのひとつにこの「山が見える」ことを挙げています。
お試しのつもりだった3か月間の移住体験の最中に、美唄に暮らしたいと思い、アパートの大家さんに長期で借りられるかを交渉したそう。そんな佐々木さんに美唄に移住するまでの話や今の美唄での暮らしぶりについて話を伺いました。
「育ててもらった美唄のまち。持続可能な地域として活気ある状態で次世代へバトンを渡したい」
行政や政治に携わった経験もないまま、39歳のとき、思い切って美唄市長選に立候補した桜井恒(ひさし)市長。当時、道内の市長の中では最年少だったことや、民間出身ということも話題になりました。令和5年(2023年)7月に就任し、ちょうど2年目を終えたばかり。
今回は立候補するまでのことや、3年目に入った今、市長に就任してからの取り組みなどを振り返りつつ、これからの構想や美唄への想いなどを伺いました。